母子分離の効果と始めるべき時期
母子分離とは、子が母から離れても不安にならなくなる状態のことです。
子にとっては母が最も頼りになる存在であるため、生まれてからしばらくの間、母に依存した生活を送ります。しかし、子が成長し、さまざまなものに興味を抱くようになると、母から離れても不安を感じなくなります。
母子分離は、子が社会集団に参加するために必要な発達上の重要課題です。
幼児教室に通うことで、容易に母子分離を達成することができます。幼児教室には、子を安心させる先生や、他の子供達がいるからです。また、母も気分転換ができ、ストレスを減らし、子とより良い関係を築くことができます。
幼児教室による母子分離は、2歳頃から始めると良いと言われています。生後半年で母子分離不安という現象が起き、母の後追いや人見知りをします。母子分離不安は生後10~18ヶ月に最も現れやすく、2歳頃に治まります。そのため、2歳頃が母子分離にふさわしい時期です。もちろん、子には個性があるため、子に合わせた時期を選ぶことが重要です。